寿命を迎えたバッテーリーが蘇る様子
バッテリーが寿命を迎える原因
バッテリーが寿命を迎える原因は、「壊れたから」ではないのです。 この事実を知らずに、皆様が3年から4年で廃棄しています。 本来、『JIS工業規格』に適合した鉛バッテリーは、10年程の耐久性を考慮して設計、生産されています。
しかし実際は、3年〜4年で寿命を迎え、廃棄しているのが現状です。 では、何故でしょうか?........
当ページでお伝えする事は、バッテリーが3年〜4年で寿命を迎える矛盾と、衝撃的な全く新しい再生技術が 「ここからスタートする」と言う事です。
この技術が始まる事により、バッテリーの寿命は飛躍的に延びる事になるでしょう。................
Panasonic EC-EV1260 サイクル電池再生の様子
本電池は、ヤマハ製のゴルフカートにて約4年間使用された、メイン電池を当社独自の技術を用いて再生した様子で す。
試験概要は、パナソニック・ストレージバッテリー(株)のサイトに記載されております。 1/3C(20A)の容量試験 を再生前・後共に行いました。
満充電された電池を、一定電流の20A を放電させ、電池電圧が10.5V まで降下する時間を測定したものです。 メーカーサイトに記載されております52Ahは、電流と時間との積です。 この値から経過時間を逆算いたしますと、2時間36分となります。 再生後の電池が、2時間36分の基準値をどのように示すか写真に捉え、電圧の降下時間をグラフに表しています。
メーカー公式スペック
パナソニック・ストレージバッテリー(株)サイト:
http://panasonic.co.jp/ec/psb/products/oem/fv1260.html
Panasonic EC-EV1260 試験内容
①寿命をむかえたバッテリー
1. A・B 使用済み直後の状態
※1CCA(コールドクランキングアンペア) 欧⽶の規格で、電池⾃体をマイナス17.9度に冷却し、30秒後の電圧が7.2Vまで降下する電流値を測定し たもので、この値が⼤きい程良い。本来このテスターは、⾃動⾞エンジン等をスタートさせるスター ター電池の測定に⽤いるテスターです。
通常は、この様なディープサイクル(以下、産業⽤電池と称す)電池には⽤いません。⽇本では⼀般的 に、産業⽤電池を測定するには、内部抵抗器を⽤います。しかし、ミドトロニクス社(アメリカ)のこの テスターは、コンダクタンスを基にコールドクランキングアンペアを計算して表⽰します。内部抵抗と は、内部の悪い部分を測定したもので、コンダクタンスとは内部の元気な部分を測定したものです。 互いの表裏を測定しているため、分かりやすい⽅を今回は⽤いました。
①寿命をむかえたバッテリー
④A・B 再生後 満充電後の定電流電子負荷試験
⑤A・B 再生後 満充電後のテスター計測
被試験体A・B 電子負荷装置にての20A 負荷試験の結果(電圧降下時間のグラフ)
このグラフが示すように、新品時の2時間36分を大きく超えてきているため、再生後の性能は新品以上といえます。
新神戸電機 HC100-12(12V) サイクル電池再生の様子
本電池は、日立製のゴルフカートにて約3年間使用されたメイン電池を、新品性能以上に再生した様子です。 今回は、最も厳しい試験であります1時間率試験を行いました。 1時間で電池が持っている全てのエネルギーを取り出すため過酷です。 満充電された電池を一定電流の80Aを放電させ、電池電圧が10.5Vまで降下する時間を測定したものです。 この電流を1時間以上放電することができたら、性能は新品比以上ということになります。